愛されて育った純粋培養のダイアナがとにかく可愛かった。
幼少期から見てたので、人間の世界の戦争で傷ついた人々を見てどんどん表情が曇っていくダイアナには大変心が痛みました。
最近流行の暴力にも屈しない異様に強い女性像ではなく、由緒正しいアマゾネス族でゼウスの子
神なのでムチャクチャ強くても「神だし」と思える安心感。

でもこの物語の真の主人公はスティーブ・トレバーだと思いました。
最後まで見てスティーブの名前をふんわりとしか覚えれないくらいダイアナ大活躍でしたが
スティーブの父の言葉「人には二通りある、不正を知ったときに正しい行動を起こすか、何もしないか」(うろおぼえ)を聞いて行動を起こす決心をして人間界に出て行き
善と悪しかなかったダイアナの世界に広がった人間の暗い灰色の世界に心折れそうになった時、
女神の心を揺さぶり突き動かしたのは、スティーブの「俺は今日を救う、君は世界を救え」の言葉。
スティーブも人間界の純粋培養で、父の教えを守りぬいた真っ直ぐな人だったからダイアナも光り輝いて見えたのかなと思いました。

女性上位主義の映画と言ってる人も居ましたが、最後まで見てみると彼女の道標になったのはスティーブ・トレバーの父の言葉だったのでそこはちゃんと見て欲しい。

軍神アレスのデザインは何であんなに地味だったのだろう・・・わりと普通でラスボス感なかった。何か意図があったのかな?あと地図に載ってない村で撮った写真(しかも撮った翌日村人全員死亡して何の記録もない)の原版をノーヒントで取り寄せることが出来たバットマンの財力がすごい。次のジャスティスリーグでは天然のスーパーマン、ワンダーウーマン、偏屈のアクアマンを抱えてバットマンが胃潰瘍にならないか楽しみです。

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