Guardians of the Galaxy2


見てきました!
この映画ってこうなって欲しい!って思いながら観てたらその通りになってスカッとする繰り返しでメチャクチャ気持ちいいんです。そして安定の主人公総愛され。
前回もそうだけど今回はピーター・クイルは皆に超愛されてて大変な安心感があります。
展開と表現は王道、台詞や行動はどこかすれ違って遠回りで、もどかしい。
すべてのキャラクターが何か欠けてて一生懸命で愛おしい。

どんなネタバレも知らないで見たほうがいい映画だと思うので
感想は折りたたんでます。
続きを見る、で読んでください。

凄く長いです。



オープニングのシーン
惑星ソヴリンのアイーシャからの依頼でバッテリー施設を襲う怪物討伐の依頼を受けて戦う。
前作の後、彼らはチームとして暮らしててお互いの関係が伺えます。
グルートは子供になって仕事の手伝いは出来ないから側で音楽聴いて待ってる。
みな自分の得意分野を生かし、相手がマズったら全力でサポートしてプロフェッショナルに仕事をしてる。リーダーは居らず依存もせず信頼関係という名の強い絆で繋がってるのがわかります。
この作品で一番好きなのはチームのこの関係性で、初っ端からこれが見れて本当にうれしい。
このシーンは4DXも意識してるんでしょうか?大迫力です、火がバンバン飛んでくるのでグルートが燃えないかひやひやしました。
あと、ドラックスが上半身裸の理由が明らかに・・・
スーツが乳首に当たって痛いから嫌い(乳首が弱い)ちょ・・・しかもコレが複線のひとつ。

討伐完了後、報酬(ソヴリンで捕まったネビュラ)を貰いにアイーシャの元に。
エロワードにすぐ乗っちゃうスターロード、汚いウィンクと失言で無自覚に反感を買うロケット。あんたら変わんないな!SUKI!!
ロケットが上から目線の高飛車女がムカツク+簡単に盗めたからという理由でアニュラクス・バッテリーを盗み(大罪)大量のソヴリン軍に襲われるGOTG達、コレ死んだなって思ったらいきなり敵が全滅。小さな宇宙船と共に颯爽とあわられる超カッコイイ年上の男。
凄いヒーローじゃん!しかもピーターのお父さん?エー!
 この戦闘時、ドラックスが命綱1本で裸で飛び出していく(相手無人小型戦闘機集団)ネビュラがお腹が減って小さい大根みたいなの欲しがるけどガモーラに「まだ熟れてないから」と何度も断るの意地悪かなと思ったら実際に食べれないくらいマズいから親切だった。
 原因作ったの自分なのにイケシャアシャアと大活躍のロケット、おかげで船大破で再起不能。
あちこちウロウロしてるグルート、邪魔だろうに体につかまらせてあげて皆優しい。ロケットの髭引っ張ってつかまってるのは笑った。

字ばかりで息苦しいので昔差し入れに貰ったチョコエッグ写真を混ぜる。

惑星に不時着後、父を名乗るエゴに自分の星に誘われる。
そこにアィーシャに盗人ガーディアンズを捕らえるよう依頼されたヨンドゥ一味が襲い掛かってくる。
 エゴの従者マンティスが純粋な性格で本当にかわいい、彼女の性格は気に入ってるけど見た目がドブスで最悪とひどいこと言いまくるドラックス。マンティスが純粋すぎて理解してないのが救い。「純粋」と「天然」の凄いコンビだと思う。凄いずれてるのに会話が成立してるの(基本みんなそうだけど)この二人はハタから見てて特に面白い。
 悩むピーターの背中を押して「気に入らなければ殺せばいい」とアドバイスするガモーラ。彼女らしい発言だけど、結果凄い適切な言葉だったなと思いました。彼女はピーターをよく見てるし心配してるし全力でサポートしてくれるなんて頼もしいお姉さん。
 ヨンドゥ一味を得意の武器や小道具で次々に撃破していくロケットが爽快!小道具なくても野性大解放でロケット強い!でもやっぱヨンドゥは強すぎた。結局ピンチを救ったのはネビュラ、彼女に騙されてロケットが縄を解いちゃった。ココ、ヨンドゥが小物に倒されなくてよかった!
サノスの秘蔵っ娘相手じゃしょうがない。

 ラベジャーズの船に戻った後、仲間の不満が爆発しヨンドゥを慕ってた部下は全員船外追放で殺害、新たにティザーフェイスが親分に。どこの同人誌かというくらいヨンドゥがレイプめにあっててウヒェーってなりました。ヨンドゥが膝をつき頭を垂れるシーン見たいと思いましたよ大画面で見れるなんて。
 捕まったグルートに特注服着せて酒かけて「カワイー!」するシーンもモブおじさんかー!ここら辺のシーン人数も多いけど画面中見るとこだらけで1回見ただけじゃなんとも、あいつら寝てるときぬいぐるみ抱っこしたりしてるんだよ。可愛い集団か。
元側近のクラグリンも「ピーターばっかり贔屓してちっとも自分を見れくれない!」って不満を爆発させてたけどこれなんか違う・・・と思い始めるのも「あーーーー!」って。
結局壊れたヨンドゥの矢操作装置(トサカパーツ)を交換して裏切り者に制裁を加え戦艦をくれてやり(大爆発)小型戦闘機で脱出、エゴは危険だからピーターを助けるため向かう。
いつだってヨンドゥはピーターに甘い。

ラベジャーズから小型船をいただき、姉をブッ殺しに追いかけてきたネビュラ。トップの殺し屋同士見ごたえのある激しい戦闘シーン。ネビュラが勝ち殺すと思いきや拳をおろしてしまう。
彼女が欲しかったのは姉に勝った事実、そして姉に振り向いて欲しい。
恨んでるのはサノスのみ。
心に余裕が出来て償おうとした姉と、わだかまりが解けた妹は和解したんだけどこの二人の関係がドツボです。

念願の親子キャッチボールが出来てすっかり心を開いたスターロード。
ここでエゴの手伝って欲しい計画を知らされ引き込まれるが、母は愛した女の一人に過ぎないと知り生き物の多様性と命を軽んじるエゴにブチ切れる。エゴは神、神の考えは人間にはわからない、ピーターは人間としてエゴの計画をブチ壊す選択をする。
ずいぶん俗っぽい神様だと思ったけどゼウス様のような感じ?エゴが星っていうのはアメコミでチラっと知ってて、星に顔でも付いてるんかな?って思ったらほんとにその通りでニヤニヤしました。イイゾ。

最後の戦闘の大混戦は何もいうところがない。

 ヨンドゥがロケットに昔の俺のようだ、そのままだと俺のようになるって、ちょっと歩み寄ってくれる所好きです。電池を盗んだのがまさかどこまでヤンチャして許してもらえるか見る為の甘えだったなんて。ヨンドゥが最後に父親らしいことしてやりたいって言った時に理解して好きにさせてあげたロケット、葬儀に決裂したラベジャーズ本部に連絡して皆が葬儀に来てくれた時に「来てくれたんだ」と泣いたロケット。
ここ我慢したんですけど感極まって嗚咽でちゃって恥ずかしかったです。
ヨンドゥの気持ちやロケットの気持ちを考えると・・・

今回のロケットの立ち位置すばらし過ぎます。ロケット愛してる。

 ヨンドゥも父親のような存在、恩人のスタカーを裏切ってまで助けたピーターの父親として死んだのがカッコよかった。処刑された部下と同じ死に方だったので仲間の元に帰っていったんだなと。
スタカーが許してくれてよかった、彼が仲間と終結してるシーン見てヨンドゥの過去のスピンオフあるな!と確信した。

 ピーターが「俺の親父はいい女と付き合うカッコいい男で」とヨンドゥのことを語ってましたが娼婦宿の女が皆機会生命体だったので、「素人童貞」の可能性がいやまさか「生身童貞」かもなんて考えちゃってすみません。

凄く真面目に頑張ってるガモーラが今回高感度異様に高かったです。
ちょっとうろ覚えだけど、本当に大切なものは近くにあるなんでもない物や人という言葉に反応してたのもよかった。
1ではムッツリしてたドラックスがずっと笑ってたの安心した。彼には幸せになって欲しい。
マンティスも。
ヨンドゥを継ごうと頑張ってるクラングリン、次回作楽しみ。
神のように気高くあろうとするアイーシャがどんどん落ちていく様子は見所でした。
現実味のない彼女達が呆然とする様子は面白かった。
ノヴァ軍出てこなかったの寂しい。
グルートが最後まであざといかわい子ちゃんで本当に記憶ないんだ。でもロケットは悲観してなくて親友&相棒として扱ってるのよかった。思春期突入したグルートに怒ってるピーターのシーンではピーターもグルートの言葉理解しててちょっとだけほっこりしました。

ピーターが仲間との思い出の回想シーンでロケットとヨンドゥは取りおろしだと思うんですが
・ロケットとスターロードのニコニコお空デート
・射撃訓練する小さいピーターとヨンドゥ
この二点、もっと詳しく聞きたいです!!!

結局、みんなスターロードに甘いし優しいな!!
大人になってもなお、ヨンドゥが自分を食べようとしてたって思い込んでたピータークイルはある意味ずっとピュアな少年のままなのかも。お父ちゃんもズッこけるわ。


あとオマケですが、エゴの星の景色が凄い懐かしかった。50年代、30年代アート風って書いてあったけど私が見覚えがあるのが70年代位のD&D、ファンタジー、SFの海外アートの背景洋書屋さんのアートブックで見た歴史的な記号の存在しない鮮やかで美しい異世界。
その世代ってわけではないですが、小さいころ美しいと思った世界に会えて懐かしくてちょっと感動しました。
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