井上泰幸展行ってきました。

実はそんなに詳しくは知らなかったんですが、展示会ではその鬼のような仕事ぶりに驚きました。
リアルにこだわり抜いたミニチュアセットはまるで現実の空間を縮小したようで
徹底的に追求する姿勢には究極の職人魂を感じました。
リアルな物も作れるけど、独創的な怪獣のデザインもやってるし大変多才です。
ヘドラは今までになかったデザインだと思う。

ミニチュアの設計だけなく、壊す為のセットのアイデアや設計
シナリオを読み込んで監督とは別に絵コンテを起こして
どんな絵を撮るのか、その為にどんなセットが必要か、備品はどのくらい居るのか人数、日数と
そこまで数字出されたらお金出す人も
「その位予算居るんだ」って納得しそう。
ひとりでそこまですることってないよね。

セットの設計図に材料と予算書いてるのあったんだけど、1セットに掛かる金額
こんなにするんだ・・・年代が分からないから今だとどの位なんだろう?とか

日本沈没のコーナーとかめちゃ良かった…


井上泰幸年表に(うろ覚えだけど)
間違って会社解雇になったって書いてあったの何だったんだろう?気になる。
それとは別に奥様の玲子さん(アルミ彫刻家)
美術の道を家族に反対されて断念したけどその後夫の仕事の手伝いをしたり、彫刻家として花開いていく様子はなんかロマンチックで素敵だなぁ。
何の説明も無かったので勝手な妄想

展示の量も多くて凄い見ごたえでした。
三池監督のトークショーも聞けて大変ラッキーでした。



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