やっとみれたー!
面白かったーもう1回見たい。

キングスマン3作目はキングスマンが誕生秘話ですが、
過去作見なくても問題なくて、世界史のおさらいした方が楽しいかも。

画面から溢れるオッサンの群れに大喜びして観に行きました。
主役は英国貴族のオーランド卿と息子のコンラッド。
この息子が大変美しいですし、執事のショーラが相当カッコいいので
ちゃんと若い人もいます。女性成分が女執事ポーラ位なので少ない。
歴史劇、アクション、親子愛、裏切りの展開とドキドキの連続でした。
ホラー映画以外で劇場で声出たの久々。
端っこに座っててよかった、飛行機のシーンなんだけど…

主役が開始5分で怪我して足を引きずるのでアクションは息子担当なんだと思ってた。
実際最初の方はショーンとコンラッドが中心にアクション担当。
過去の戦争体験と妻を失った件でオーランドは息子に過保護。
その気持ちは痛いほどわかるし若い子が飛び出していきたい気持ちも分かる。
でもまぁやっぱり息子の情熱は抑えられず…コンラッドは神かよ~と思えるほど素直で優しく辛抱強い子だったな、かなり長い間父の言いつけを守ってたし戦場に出てあまりの凄惨さに泣いて後悔する所とか(彼を父のように慰めてくれる負傷兵が居てよかった!)
まさかあんなとこで退場すると思わず凄いショック受けた。
息子居なくなったら誰がアクション担当するんだと思ったら、その為の怪僧ラスプーチン。

この映画観た人みんなラスプーチンにやられるくらいクセが強い!
ロシア宮殿に親子で潜入して暗殺計画を実行したときに、オーランドが「ラスプーチンは甘いものと美しい男が好き」という情報を聞いて息子に色仕掛けを命じるんですが、過保護のくせに息子の処女には無頓着なのいいんか?ラスプーチンはコンラッドの美しさに釣られてファックに誘うがあまりの反応の悪さに「お前つまんないからおやじと変われ」とチェンジされるの分かります「処女めんどくさそう」オーランド卿もじゃあって変わるの男色に抵抗なさすぎではないでしょうか?
後で調べたらオーランド卿の親友キッチナーが「男色家との噂あり」と書いてあったのでたしなんでたか偏見なかったのかな?
その後二人っきりで暖炉の前でオーランド卿の太ももをプーチンが嘗め回すというシーンが大画面で繰り広げられ
「私が大喜びしそうなシーンがこんな堂々と!かみさまー!」
この後怪しい術でオーランド卿の脚は治るわ暗殺計画がバレて殺し合いになるわと面白てんこ盛りシーンに!ここら辺を繰り返しみたいです。
ラスプーチンのバレエとコサック混ぜた剣術最高に楽しい!
彼の楽しさはこのPVに詰まってます

ラスプーチンの怪しい術を使う、何度殺しても死なない、毒が効かないなんかは漫画的な表現と思ってたんですがラスプーチンWIKIに全部載っててビックリした。
史実がぶっ飛んでた。
最後の氷に沈むところまで忠実に再現してて作品への歴史の落とし込みがよい。
「闇の狂団」メンバーも歴史的人物だらけで怪しい人ばっかり。
この時代オカルトが世界を動かしてたんか面白い時代だな~

ラスプーチンの癖が強すぎてラスボスが地味でしたが、
「世界を混乱に陥れる」理由の一つに「貴族階級への恨み」が混ざっているのはなるほどというか世界を動かすきっかけはいつも若い人だしオーランド卿と関係のある人なのは良かった。

戦争描写に凄く時間を割いててオーランド卿の過去回想や戦争批判は急にドキュメンタリーが始まったのかと思った。
美しい市街が戦争が始まってどんどん灰色の荒廃した景色になる様子をタイムラプスで見せるシーンは背筋がゾワゾワとしたし、若い兵士が出撃順に死んでいくのもゾッとした。
彼の戦争に対する苦しい思いも入ってるので意外と厚みのある作風になってます。

キングスマンらしさもちゃんとあって、悪のアジトが辺鄙な場所にある。アメリカ大統領がステイツマンを散々所望する。テイラー「キングスマン」で重要な話は進むなどなど。
凄いスカっとしたのは「羊飼い」が動物に仕返しされてた事かな。
いいぞ。
ダイナミックな画も多く、アクションシーンがまるで体験してるよう。
息つく間もなく試練が次々と襲い掛かってくるので神はオーランド卿に試練を与えすぎです。
イギリス国王、ドイツ皇帝、ロシア皇帝が一人三役で凄い、見終わるまで気が付かなかった。
親戚だから顔似てるなーと。
皇帝から兵士に至るまでキャラクターが立ってて、コンラッドが初めて人殺すシーンなんかドイツ兵の小隊は皆マスクしてるんだけど全員キャラ見分け出来るのは細かい。

キングスマンは本流の他に、このファーストエージェントの世界軸で続編が計画されてるそうで、スパイといえば第二次世界大戦あたりはスパイ戦争が激しい頃でめっちゃ面白そう!
史実絡めたハチャメチャスパイ映画とか凄い興味あるので作ってほしいです。

とにもかくにも
面白かった!!

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