2作目だしと思ってましたが、最初に1作目のダイジェストをやってくれるので安心と聞いて観にいきました。wiki見たら本国版と日本語版30分も差あるんですが、本編結構削られてるのかな?
話の流れは王道中の王道だろうと思われる大河ドラマ。
とにかくひたすら主人公のバーフバリ上げ、ここまで安心して主人公を応援できる作品あまりない。
ハンサムで母思い、武芸も智も人望もあり、義に厚い。自信に満ち溢れ輝ける太陽のような男、バーフバリ。
実力は僅差だけどカリスマ性が無い兄バラーラデーヴァ。
弟への恨みを募らせていく兄がちょっとだけマイティーソーのロキな雰囲気がある。
この国で一番強いのが国母と呼ばれるシヴァガミ(王妃様)なんですが、国と民のためへの献身とやり遂げる正義感の強さが凄い。
その彼女が息子(兄バラーラデーヴァ)の策略にどんどんハマっていく様がなんだか悲しいのですが、
誰かが「藤原紀香を煮しめたような」って言ってたのを思い出してしまい画面見て時々吹きそうに。
文化の違いのお約束(奴隷制度、年配者や支配者への敬意、絶対の誓い)をもうちょっと知ってたらなーと思いましたが、大事な床屋衝撃が走ったとこは必ずジャッジャーン!ってなるのであ、ここは大事なところなのか。って分かって親切。(気にならない程度に入ってる感じです)
彼らの使う武器はどれも馴染みが無いのですがそれらの殺陣がカッコイイ!バーフバリの基本武器が手斧でそれを自在に使いこなしてるの爽快です。
一対一、一体複数(盗賊との戦い)、陣営組んだ複数対複数〔城攻め)とドンドン魅せてくれます。
また、バーフバリの想い人デーヴァセーナは弓の名人なのですが、弓を使った狩りや戦闘なども魅せ方のアイデアにあふれててアクションシーンへの満足度の高さが天井知らずです。
キンウスマンもやりすぎ!って位戦闘シーンは魅せてくれたけど、それと同じくらいサービス感ありました。
主人公つえーーー!って思いながら見てたら急に世代交代して「え?ここまでが回想シーンなの?」ってびっくりした。こんなのもあるのか・・・
その主人公の息子も超強くて、ラスボスの兄バラーラデーヴァがさえない感じだったから盛り上がらないんじゃないか?と心配したんですが彼脱いだら20代の頃より完璧マッチョボディで激強だったので面白かったです。
息子と幽閉されていた妻デーヴァセーナが復習を完遂、国を救い取り戻して国民大歓喜。
非常にスカッとした最後で爽やかでした。
バラーラデーヴァを唆して悪の王に仕立て上げたビッジャラデーヴァは何の報いも受けないのかと気になりましたが、そういうものなのかな。
パワフルで観た後にブルドーザーでひかれたような気持ちになる作品で、なんか凄かったです。
主人公は強すぎてアベンジャーズに入っても違和感無いかも、彼が姫の前で正体現すシーンが炎で服が焼けて中から紋章の付いた鎧が出てくるのですが、ブラックパンサーの変身シーンみたいだったよ!ブラックパンサー予告しか見てないから知らんけど!
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