前回の記事
*特訓は1か月単位でやる 

*やった感想を書き留めるのも訓練のうち

1月‐12月 クイックスケッチ (ジェスドロ)(NMA) *短時間で絵を描く練習
1-4月 色塗りチュートリアル
3月 豆もやし祭り
5-6月 クロッキー会
7月 フイルムスタディ カフェスケッチ
8月 映画チャレンジ
9月 「物語の魅せ方入門9つのレシピ」「写真基礎構図」 「小説模写
10月 インクトーバー
11月 10月の絵をまとめる フイルムスタディ 
12月 1年のまとめ カフェスケッチ

***課題を通して私が感じたこと***


絵のコミニティ
去年一人でやる事に限界を感じ女性限定教室(有料)、Discode、ツイッターのサークル、管理がしっかりしてる所いくつか参加しました。海外のコミニティも入ったけどパスワード忘れちゃった…
練習の課題を出してくれたり添削しあったりと活発な場所も多く刺激になったし人が練習してるのをとにかく見てる。
上達と継続がみんなの共通目標で目指す所はバラバラ、その多様性に自由だ!と感激した。
一番良いのは「クイックスケッチを皆でやる」会が毎日ある事。
一人で習慣付かなかったので非常に助かった!
おかげでダラダラせずに前に進むことが出来たし開催時間が決まってるから生活にメリハリも出来た。
ほぼロムなので、来年はもっと積極的に交流していきたい。



クイックスケッチについて
一番早く上達する練習らしい。やる気が上がるね!

全然描けない「原因が他に何かあるな?」と自分の実力を棚上げしyoutubeで講師クラス動画を見まくった、特に手元が映ってる動画。
鉛筆の持ち方、姿勢、腕の動き、目線の動き。全然違うの!調べてよかった!
結果、描きやすくなった。
でも自分の癖が抜けずまだ矯正中。

もう一つ、
今年前半は印象メインに書き写すか正確さを追求するべきかで悩んでて両方追及するのが正解なんだけどそんな器用に出来ないし。
最終的に自分がどこを目指してるか考えたらマンガ絵だったので、まずは印象が描けるようになろうと決めました。今何をしてるのか分かる絵。
描き方迷うたびに「たてなか流」「はじドロ」「リズムとフォース」を見返し、実践、迷う、見返すを繰り返してた。
ずっと迷走中。



色塗りチュートリアル 
ツールの操作はある程度分かってるので、書かれてる順番通りに模写。
理論を読みながらなぞっていくのは良かった。
今まで色塗りは感覚で大雑把に作業していた。
3月に落ち込み過ぎて4月で一旦休止。



スケッチ会
「ネットや写真を見ていくら練習しても自分の肉眼で見て描かないうちは何も描けていない」
そういわれてずっと気にしていた。
肉眼で見て描く事の意義を。
そこにタイミングよくボーンデジタルのクロッキー会が開催されて飛びついた。

*5月唯さんクロッキー会
間近でポーズを取るモデルさんは大迫力で、立つ位置、角度によって見え方が全然違う!
パースの付き方がカメラとは違うし、自分が気になったパーツ(顔とか手とか)がグンと近くにあるように見える。
なんといっても血の通った迫力。
1対1の緊張感。
画面越しには見えなかった生気が見えるのかな。とにかく凄い!と感じた。
ラッキーな事に唯さんにクロッキーを見て貰えました。
「うまいけどエヴァさん(モデルさんの名前)を描いてないね」
と言われて衝撃を受ける。
短時間で仕上げるの優先で、その人らしさを考えて描いたことなかった・・・言葉は深く刺さり今年1の指針となる。

*6月たてなか先生クロッキー会
たてなか先生が質問に答えてくれました。
「書道には姿勢、野球にフォームがあるように絵も描く姿勢やペンの持ち方があるのでしょうか?」
たてなか先生「たぶん・・・ある!」
言葉を選んで丁寧に説明してもらい上手く詳細かけないけど、凄い納得した。
あと道具についても色々教えてもらった。
「描いてるうちに精度は上がります」という言葉を一年間ずっと反芻してる。

この日はモデルさんのトークコーナーがあり、ポージングで気を付けてる事、普段のトレーニング、何をやってる人か色々と話してくれました。
ポーズを取ってる時にこの腕は押して、この腕は引っ張ってるという話も面白かった。
力を入れる、抜く重心はどこにあるかも頭に入れると動きが描けるのかな。
先月の唯さんの指摘を思い出しながら、らしさを写すのはなかなか難しく今後の課題になりました。
よく見て、観察して、感じて描く。

(注)先生のセリフはうろ覚えだし都合よく捏造してます


映画チャレンジ
面白い作品は普通に見たけど、感想を書く、好きなシーンを書き留める、イマイチなのは何でかどう変えたら良くなるか、超最高はどこだったか考えるなど忙しかった。
物語の構成に興味を持った(なんか黄金比あるな!って感じた)ので、次の月はシナリオの書き方をやることにした。



物語の魅せ方入門9つのレシピ
話を書くノウハウの本で授業形式になってて課題をどんどん進めていける。
いくつか話のプロットを作った。
話を作る流れ、発想やアイデアの見せ方が面白い。
シリーズ本なので別のも読んでみようと思う。

小説模写
売上順人気ラノベ小説を毎日ノート1P模写。自分でも文章を書くはずが出来なくて小説の模写をしただけで終わった。読みやすい小説はリズムや調子がある事に気が付く。
漫画や映像作品もそうじゃないかな。
続編が多かったので最初の掴みの書き方が良くわからなかった。
1か月やり切ったので、一旦終わり。



写真基礎構図
 基本的な構図をしっかり覚える為にお手本写真の模写をした。

インクトーバー アウトプットの良い機会でした。コミニティの人が誉めてくれたので嬉しい。



フイルムスタディ
元々は絵や漫画の構図参考にいいと思って印象的なシーンを一つ一つ描いてたけど、今は連続するシーンの流れに興味があり。
視線誘導、陰影と光、構図での感情表現すべてに意味があり効果的に連続配置されているのが描けば書くほどすごい!と思う。
つい書き込んでしまってるけどホントは3色位の陰影アウトラインでドンドン描くべきなんだろう。
素早く沢山描くためにテンプレを作った。



カフェスケッチ

砂糖ふくろう先生の8つ勉で知ったジェスドロ、フイルムスタディ、カフェスケッチの3つの中で一番難しそうな勉強法。
長く見ないと描けないので不審者と思われるのでは?と不安でなかなか出来なかった。
やってみるも7月の時点では手や足しか描けず、12月にはもう少し描けたので、早描き、クイックスケッチの成果が出ているのを知る。嬉しい。

「映画という文化」というドキュメントで「アニメーターはカフェスケッチで人や街を観察してキャラクター構築のヒントにする」というくだりを見て何か作りたいのならやるべきだと理解する。

まとめ
クイックスケッチをメインに他人の作品や練習を見て興味を持ったりして横道にドンドンとずれていっている。楽しい。
少しやって次だと身につかないので1か月単位でやる課題を決めて取り組みました。
大切なのは、飽きない努力(続かないから)と楽しむ事だと思う。
継続さえしていればいつかは出来るようになるハズ。

私の目標が「固い絵をどうにかしたい」「絵に説得力と動きが欲しい」「早く捉えて描きたい」迷走するたびに最初に何を目指したのか思い出すようにしてる。
学びたいジャンルは沢山あるけど若くないから吸収スピードはゆっくりで絞る必要があるかも。
大きな目標(進路とか)が決まらず、それに関しては苦しい気持ちを持ってる。

今年も度々親に入院関係で呼び戻されたので、時間はあまりないのは確か。
許されるなら、勉強は継続して何か成果もしくは実感を感じたいです。
とにかく描きたいし学びたい。



スケッチ会で出会った人々について
クロッキー会はあちこちで開催されてる事や見つけ方、参加方法、他の講座に参加した時の感想、どんな画材使ってるかなんて情報交換から絵の見せあいっこ、考え方も聞けて良かった。
色々な人が居てとても興味深かった。
美大出て仕事が忙しく何年も絵を描いてなかったけど戻ってきた人、ファンアート描きたくてクロッキーから始めた人(絵の模写からじゃないなんて真面目だなと思った!)急に絵描いてみたい!と思って飛び込んできた人。
絵の仕事の人もいるしそうじゃない人も居て自由~!

私は練習したら何か自分の作品作らないと・・・と思い込みでも描けなくて悩んでたんだけど、練習でも何でも絵さえ描ければいい。それが楽しい!なんて人も居て
「そうか、いいのか」と気が楽になった。

対面で話せたのが楽しくて、いい影響を受けました。
またこんな機会があるといいなぁ。

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