DUNE砂の惑星見てきました。
寝ました。
寝たやつが感想書くか!

暗い画面が多く、この世界独自の物、法則、掟がある事、難解な世界観を映像描写でなるべく伝えようといるので分かったような分からないような、話がぼんやりと進んでいき
何も始まらずに映画が終わった。
二部作らしいのでストーリーが途中なのは分かるけど「引き」が驚くほどぼやけてて続きは?!ともならなかった。
だって話の半分もいってないよね、もっと圧縮できたんじゃないかな。丁寧に作りたかったんだろうけど盛り上がるシーンに尺使ったほしかったなぁ。
ポールが夢に見た未来の映像がやたと長く、それがかなり魅力的でそっちから見たい~!なんて思ってしまった。

しかし、IMAXで見た人の評価が大変高くてそれ見て「なんかわかる」とも思いました。

世界観、美術、衣装、豪華俳優陣と視覚に入るもの皆圧倒されるほどの美しさ
主役ポールの美しさと潤い成分は砂漠を海にするほどのしっとり感!
彼が瞬くたびにまつ毛の風圧を感じるほど。
シャラメが好きな人は大画面で見れるだけでも満足するはず
個人的にはポールのお父さんがエロくて最高でした、全裸シーンもあるし
そしてポールの母の感情の揺らぎの演技が凄かった。
あとはメカや人体バリアの表現なんかは好き。よかった。

所で前日に「ホドロフスキーのDUNE」を見たんですがこれが凄く面白くて
ホドロフスキー監督があとは撮影するだけの状態まで仕上げてハリウッドに持っていったら軒並み断られて、パクられて勝手に映画別監督に撮られてしまった話なんですが、
DUNEで何を撮りたかったか、表現したかったか、その熱い思いを語ってるのを見て
新作のDUNEはホドロフスキー監督が撮りたかったものにかなり近いんじゃないかと思いました。
映画会社に時間を短くしろ!と言われて嫌だ!60時間に延ばしたいくらいだと言ってるし。この人無茶苦茶だな。

ホドロフスキーのDUNE」はアマゾンプライムで見れます。
最初の15分くらい監督の説明であんまり面白くないけど15分からフランス漫画家のメビウスが出てきて超絶素晴らしいコンテがバンバン出てきて急にこの映画の概要が分かるようになります。
今だとどこの映画製作もやってると思うけど、撮影前にコンテ絵で映像作って実際撮るとどんな感じか見るんですがそれをやってます。
その映像に監督が説明してくれるから分かりやすい。
後はデザイナーや俳優を口説き落とす過程が面白いです、猫ちゃんも可愛いし。
でも作品の最後の落ちまで語ってるのでネタバレ注意かな。

一番伝えたいことは
この映画はセリフで説明ほぼしてくれないからよそ見してたらわけわからなくなるので家で見ると最悪だと思う。
私は眠かったけど、見たい人は映画館で。


原作は古いけど昔と違ってSF慣れしてる人が大半だから各種説明を簡単にしても分かってもらえたと思うんだけどな~かなりファスト映画向きだよね(絶対にやっちゃダメ)

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