トランスフォーマーの「バンブルビー」スピンオフ映画

サイバトロン星から逃れてきたバンブルビーがチャーリーと出会い別れるまでの話。

トランスフォーマーといえば大量のロボットが変形して大暴れするので初見の人には誰が誰か覚えにくい上にコチャゴチャしてる印象ですが、この映画は主人公ロボは一人、ロボは必要最低限の数で人間もチャーリーのファミリーに絞られてるのでとても見やすいです。
かといってTFファンに物足らないかといわれると、最初のサイバトロン星での戦いで人気キャラが一通り出てるのと、初代アニメがそのまま実写になってるので満足感がめちゃくちゃ高かった!
メインの敵キャラのシャッターとドロップキックがトリプルチェンジャー(車と戦闘機とロボットの三段変形)なのはロボと変形シーンの少なさへのサービスなのかな。
サイバトロン星の話は後でするとして

娘を応援するために水泳大会に来た父が心臓発作で突然亡くなり
ショックで水泳(飛び込み)を辞めてしまったチャーリー。
日々は過ぎ、母親には新しいパートナーが。まるで皆が父を忘れたかのように日常を送る家族と
それを寂しい悲しいと思うチャーリーの時は止まったまま。
父を恋しく思う気持ちと周りに素直になれない罪悪感に押しつぶされそうでぎりぎりな彼女に
偶然出会ったバンブルビーがそっと寄り添う様子がとても美しいです。
人間の作法を知らずにチャーリーとドタバタするのも微笑ましい。

人間の子供と宇宙人の子供(若手?)との交流がまるでETのよう、というか
映画の雰囲気が全体的に「E.T.」や「グーニーズ」などの子供が活躍した80年代映画の空気を感じました。確かに80年代舞台にした作品なんだけど、きっちり80年代再現って感じもしなくて「遠い日のキラキラとした記憶」のような、そういうゆるっとふわっとした感じ。
軍も研究者も見通し甘くてガバガバで、ダメな人はいても悪い人がいなくて(ディセプティコンすら極悪には見えない)優しい世界でわたしは好きです。

好きなところ
オプティマスかっこよすぎる
最後まで尋問耐えたクリフジャンパーカッコイイ(けども!)
スタースクリームにしか見えないブリッツウィングの出番が多めなのはよかった。
シャッターが出来る姉さんでドロップキックが姉に従順な馬鹿
シャッター姉さん好き
レモネードってああやって作るんだ。おいしそう。
変形途中の変な形のバンブルビー可愛い。
トランクから腕だけ出してるバンブルビー
褒められるとメチャクチャ喜ぶバンブルビー
チャーリーを助けるためにカーチェイスを繰り広げる家族が全員無傷(車も)なの好き
ビーを追い詰めるバーンズが最後戦死として認めて逃すシーン
チャーリーとメモが最後手繋がないとこ。
メモは近所なのに全然覚えてもらえない影の薄さだけど、勇気あるし優しいので末永く仲良しになって下さい。
オプティマスと合流したバンブルビー良かったね。追加で地球に合流したのは誰だろう?

サイバトロン星のシーン燃えたのですが、
ショックウェーブの後ろにスタースクリーム居て地球にいたブリッツウイングとは別人なんだな
と一応納得、ディセプティコンはジェットロンだらけだった。
ショックウェーブ、サウンドウェーブ、スタースクリームと三参謀並んでてオプティマスもとなるとメガトロンにも居てほしかったな。理由があって居ないんだろうけど本当に残念。
メガトロンが居れば完璧最高だった。




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