「絵」が見たい!という動機で観にいきましたが
思ってた以上に話がよくて物凄く満足しました。

アニメならではの画面作り、印象的に見せる為のカットに色
目線を移動させるための画面の揺らぎが漫画的。
背景のぼやけてる所は、ほぼ色収差が入ってて特徴的なんですが
今めちゃ流行ってるって言われてそうなんだ、知らんかった…
最初のほうは絵に圧倒されるんですが、蜘蛛に噛まれた後に慣れないスパイダーセンスに
頭がくらくらするシーンはまるでそれを自分が体験してるような感じがしてとても好きです。

最初の方は完全に絵に目がいってたんですが
話が面白くてグイグイと引き込まれていきました。

マイルスの世界の完璧すぎるスパイダーマンが死んで
別次元から中年太りのスパイダーマンがその世界に飛ばされてくるんですが、
彼がいい感じにだらしなくて、スパイダーセンスに目覚めたばかりのマイルズを嫌々指導するんだけどマイルズはうまくいかないし、増えていくスパイダーマン達の期待に応えられなくて落ち込んでしまう。結局ピーターだけはお前ならできるって最後まで信じてたのが凄くヒーローらしい、マイルズは勇気を振り絞って飛び出し成長して、そんな彼を見てピーターも自堕落な日々から踏み出す勇気をもらう。
世界も救ったけど、ピーターも救ってるよ!
でもまぁ、元の世界に戻ってうまくいってもまた好きな子にフラれそうな気も…そんなとこも好き!

スパイダーグエン、ノワール、ハム、ペニーパーカー
出番はあるけど控えめ。グエンは他の子よりちょっと多め。
話の邪魔にならない程度にギャグや個性出してきて楽しい。
吹き替えで観たんだけど声が本当に良くて、英語版もいつか見たいけど吹き替え良かった。

最後キングピンが次元の狭間に置き去りにされるんじゃないか(もしくは別次元に飛ばされてバラバラになったり)とハラハラしたけどちゃんと捕まっててホッとしました。
父親が自分の弟を殺したのがスパイダーマンと勘違いしたまま憎まないかも気になったけど
ちゃんと、和解しててそれもホッとしました。
優しく爽やかな気持ちで見終われました。

日本公開が遅かったのは残念でしたが、お陰でアーティストの仕事が大量公開されてるので見終わった後にまとめて見れるのはありがたいなと思います。

映画『スパイダーマン: スパイダーバース』のアートが1000点以上も!
デザインの移り変わりやストーリーボードと最終画の違いも分かるまとめ記事を紹介



拍手[0回]

この記事にコメントする
Name
Title
Color
E-Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1
3 4 5 6 7 8 9
10 13 14 15 16
17 18 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索